こんにちは!
お庭があるのに「春にやるべきことがわからない」「秋になったら何をすればいい?」と迷うことはありませんか?
庭仕事は季節ごとにやることが変わりますが、コツさえ押さえれば初心者でも安心です。

今回は、春夏秋冬の必須作業と「これをやるだけで失敗が激減する!」というポイントをまとめました!


春(3~5月)|成長スタートの準備が勝負!

やることリスト

  1. 剪定の仕上げ
    • 落葉樹の最終剪定(桜・モミジなど)
    • 常緑樹の軽剪定(シマトネリコ・オリーブなど)
      ▶ [剪定の基本はこちら]
  2. 土壌改良&施肥
    • 堆肥を混ぜて1週間寝かせる
    • 緩効性肥料をまく(バラ・野菜は多めに)
  3. 病害虫予防
    • 木酢液を10倍に薄めて散布
    • アブラムシ対策で防虫ネット設置

絶対NG行為

  • 霜が降りる可能性がある時期の早植え
  • 新芽が出てからの強い剪定

夏(6~8月)|暑さ対策と水管理が最重要!

やることリスト

  1. 水やりの徹底
    • 朝6時前か夕方5時以降に実施
    • 鉢植えは1日2回(土が乾いたら)
  2. 雑草対策
    • 梅雨明けに防草シートを敷き直す
    • グランドカバー植物の手入れ
  3. 夏バテ防止
    • 葉水で湿度アップ(観葉植物)
    • 西洋芝は高刈り(5cmキープ)

失敗例からのアドバイス

  • 「水やり=葉にかける」は病気の元! 根元集中が鉄則
  • 芝刈りをサボると蒸れて枯れる

秋(9~11月)|冬越し準備で来年に差をつける!

やることリスト

  1. 植え替え・植え付け
    • 球根植え(チューリップ・スイセン)
    • 宿根草の株分け(シュウメイギク・クリスマスローズ)
  2. 肥料切り替え
    • チッ素控えめの肥料(例:N-P-K=3-10-10)
    • 寒肥(油かす+骨粉)を庭木に
  3. 落ち葉活用法
    • 腐葉土作り(米ぬかと交互に積む)
    • マルチングで冬の乾燥防止

プロ直伝のコツ

  • 紅葉した落ち葉はそのまま放置NG(病気の温床)
  • 秋の雨後に苔予防でくん炭を撒く

冬(12~2月)|休眠期こそお手入れチャンス!

やることリスト

  1. 大掃除
    • 剪定後の枝・枯れ葉を徹底除去
    • 道具の手入れ(刃物の油拭き・ホースの水抜き)
  2. 寒さ対策
    • バラの接ぎ木部分を藁で巻く
    • 鉢植えは発泡スチロールの上に置く
  3. 計画立案
    • 春の植栽計画
    • 菜園の輪作計画作成
  4. 自分で切れない箇所の剪定をプロに頼む
    • 冬は太い枝や幹を切るのに最適

冬だからできる裏ワザ

  • 雪の重みで枝折れ防止→支柱で三角形のサポート

年間を通した必須作業

  • 毎月1回:病害虫チェック(葉の裏・新芽重点)
  • 3か月に1回:堆肥の追加混ぜ込み
  • 季節の変わり目:道具のメンテナンス

季節ごとの庭仕事Q&A

Q. 春先に芽吹かない木はどうする?
A. 枝を折ってみて中が緑なら生存中!根元に活力剤を与えて様子見。

Q. 夏の水やりで水道代が気になる…
A. 雨水タンクを設置したり、風呂の残り湯を活用(※石鹸成分なしの場合)。

Q. 秋に植えた球根がネズミに食べられた!
A. 植え穴に唐辛子粉を少量混ぜるか、金属ネットでガード。


まとめ

季節ごとの庭仕事は「先回り対策」が成功の秘訣です!

  • 春:剪定仕上げ+病害虫予防
  • 夏:水管理最優先
  • 秋:冬越し準備&土作り
  • 冬:メンテナンス&計画期間

1年を通して無理なく楽しむために、ぜひこのガイドを参考にしてみてくださいね。

次は、「お庭の手入れを業者に依頼するポイント」について解説します!