こんにちは!植木屋もみじ庭園です。
「庭の手入れって大変そう…」「剪定ってどうすればいいの?」と思っていませんか? 今回は、そんな方に向けて、剪定の基本をわかりやすくお伝えします。剪定をすることで、お庭の木々が元気に育ち、景観も美しくなりますよ!
剪定(せんてい)って何?
剪定とは、木の枝を切って形を整えたり、風通しをよくしたりする作業のことです。 伸びすぎた枝を放置すると、木が不格好になるだけでなく、害虫がつきやすくなったり、病気になりやすくなったりするんです。
剪定をすることで、
- 木の健康を守る
- 日当たりや風通しをよくする
- 美しい形を保つ
といったメリットがあります。
「でも、どの枝を切ればいいの?」と迷う方も多いと思います。 大丈夫!剪定の基本ルールを知っておけば、誰でもできるようになりますよ。
剪定の基本ルール
1. 不要な枝を見極めよう
剪定するときは、まず「切るべき枝」を見つけることが大切です。 次のような枝は、剪定の対象になります。
枯れた枝 → そのままにすると病気の原因に!
重なっている枝 → 風通しが悪くなり、害虫がつきやすくなる
下向きに伸びている枝 → 木のバランスが悪くなる
勢いよく伸びすぎた枝 → 樹形を乱してしまう
まずは、このような枝をカットしてあげましょう。
2. 剪定するベストな時期は?
剪定の時期は、木の種類によって違います。
落葉樹(冬に葉が落ちる木) → 冬(12月〜2月)がベスト!葉が落ちて枝が見やすいので、剪定しやすいです。
常緑樹(1年中葉がある木) → 春(3月〜4月)または秋(9月〜10月)が適しています。
花が咲く木(梅・桜・ツツジなど) → 花が終わった後に剪定すると、翌年もきれいに咲きます!
剪定のタイミングを間違えると、木が弱ってしまうことがあるので気をつけましょう。
3. 枝を切るときのコツ
「どこで切ればいいの?」と迷ったら、次のポイントを意識してみてください。
枝分かれの部分で切る → 枝の途中で切ると、そこから変な枝が生えてくることがあるので注意!
斜めにカットする → 水がたまらないように、斜めに切ると良いですよ。
切り口をなめらかにする → ギザギザになっていると、病気の原因になってしまうので、きれいに整えましょう。
剪定を楽にするポイント
「剪定って難しそう…」と思うかもしれませんが、ちょっとした工夫でグッと楽になります。
良い道具を使う → 切れ味のいい剪定バサミを使うと、作業がスムーズに進みます。
少しずつ切る → いきなりバッサリ切るのではなく、様子を見ながら少しずつ剪定すると失敗しにくいです。
無理せずプロに頼む → 高い木や大きな剪定は、専門の植木屋さんに頼むのもアリ!
まとめ
剪定は、木の健康を守り、美しいお庭を維持するためにとても大切な作業です。
不要な枝を見つけてカット!木の種類に合わせて適切な時期に剪定!枝分かれの部分で、斜めに切るとキレイに仕上がる!
「ちょっとやってみようかな?」と思った方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。